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インドへ行ってきました

インドへ行ってきました。初めてのインドです。私のお客様がインドの方で、今回親族の集まり(72名!)で帰郷されるとのことで、私も行くことになりました。これはめったにないチャンスだと思いました。

私は関西なので伊丹空港から羽田空港そしてデリー空港です。羽田空港の国内線から国際線への乗り換えが行きも帰りも複雑で道に迷いました。

今回の旅程は、Delhi→Udaipur→Deogarh Mahal→Ajmer→Jaipur→Delhiです。

  • 人々が親切で笑顔
  • 食事はヘルシー (野菜が中心であること、スパイシーであることからおそらくいくら食べても太らない)
  • 衣服がビビッド、サイズも豊富。テキスタイルの国なので生地も縫製もしっかりしている。
  • ヒンドゥの神々のパワーを感じる
  • ホテルは平均1泊1万円弱で十分な広さ
  • 1ルピーは2円弱なので、だいたいルピーを2倍してお釣りが返ってくる感覚
  • 物価としては日本の1/3くらいなので、ショッピングはお得感ある。
  • 牛がかわいい。本当に美しい目をしています。

まとめるとこのような感じでしょうか。

Udaipurは湖の町でホテルも湖沿いの本当に素敵なところでした。ここではお洋服をたくさん買いました。このあたりはインドの北部なので、衣装の色彩もVivid Colorで赤、青、緑、黄色など素敵なものばかり。インドでは赤、緑、金色がおめでたいのかそういう色の組み合わせが多かったです。腕輪も買いたかったのですが、どれも手を通すことができませんでした。おそらくインドの女性は小さなころから腕輪をするので、手の骨が柔らかい?のだと思います。私はごちごちの骨なので、サイズが合いませんでした。

侍女たちの庭園(Saheliyon-ki-Bari)にも行きました。ここは王様が娘のために、娘とそのお友達(女性のみ)が楽しめるようにと作られた庭園で、あちこちに噴水があります。それも電気などではなく自然に噴水が出るような仕組みのものです。本当に昔の人々の科学的な視点には感嘆させられます。

Deogarh Mahalはその地方の王様の邸宅を一部ホテルとして提供しているものです。王様は出張でおられませんでしたが、王女様にはお目にかかることができました。日本でいうところの皇族の方にあたりますので、所作や物言いなどすべてが洗練されていました。日本に行きたいですとおっしゃってくださいました。王女様に謁見できたのも今思うと奇跡ですね。

夕食の前に時間があったので、サファリツアーに出かけました。トラックの荷台に乗って風を浴びながら自然を堪能できて最高です。途中1000年以上前に建てられたというヒンドゥ寺院に行きました。古代から現在まで粛々と祭られているということだけでも感動ものです。ちゃんとお参りもできました。

サファリの帰りしな、途中300年樹齢の木のそばを通るのですが、その木の前を通るとふわっと暖かい風がきたんです。インドの夜はけっこう冷えるのですが、その木の前を通ったら暖房がかかったように感じました。とても不思議な体験です。

Ajmerではお客様の親族企業があり、その会社を訪問しました。名前は以前から知っていましたが、初めてその企業の方々に会うことができました。工場を見学したり、各階にいってそれぞれの部署の方に会えたり。セールス部門は女性がほとんどでした、そしてその部屋だけは明るく美しかったのはとても面白いと思いました。その会社の社長さんにも会えました、とても素敵な方でした。私と同類のファイナンス部門の方にも会えました。ファイナンス部門らしく、会社の資金のことなどとても現実的なところで悩まれている様子が伺えました。

私のお客様はそこで会議があるとのことで、私は会社の方に連れて行ってもらい、お寺とこのYou Tubeで撮影された、インドの民族衣装を着てのサービスを受けました。普段はメイクをしない私ですので、とてもうれしかったです。何をどうされているのかわかりませんでしたが、目に時間をとてもかけていました。インドの衣装もきらきらで、アクセサリーも金色でとても美しい。こんな素敵なビデオも作っていただき、感激です。

AjmerにはDelhi行きの飛行機がないということで最後はJaipurに泊まりました。

通して言えることは人々はとても親切で、笑顔いっぱいです。またインドでは親族、友人との付き合いをとても大切にしていて、私はあちこちでお茶会に呼ばれていました。お菓子とお茶、あるいはコーヒーをいただくので、結構おなかがいっぱいになりました。英語のヒアリングの練習にもなりましたし、わかる言葉から話をふくらませることもできて、とても有意義でした。

牛や、やぎ、バッファローも見ました、インドではこれらの動物は家畜であるとのことで、うちの猫たちと同じなんだと思うととてもかわいく思いました。車が通っているのに道路を渡ろうとしている牛をみて、あー自分の家に戻るのかなと思いながら見ていました。

どれもこれも素敵ばかりでした。私が日本から来たというと、どの方も大変喜んでくださってありがたかったです。

最後Delhi空港で、荷物のチェックのところで、私のバッグに扇子があったのですが、これは何だ、ナイフか!と検査官に呼び止められましたが、広げて扇子を見せ、パスポートを見ますと「こんにちは」と日本語で挨拶をしてくださり、笑顔でチェックインできました。

最後にインドの経済ですが、とても良いとのことです。初日にタクシードライバーに「インドの経済はどうですか」と聞くと「とても良いです」とのことでした。どこの国でもですが、タクシードライバーの経済感覚は如実にその国の経済を表現していますので、インドだけは世界の中で絶好調をキープしています。路上で生活している様子もみませんでした。

今年(令和4年)は大変な年でしたが、最後にヒンドゥの神々の国へ行けましたので、きっと来年(令和5年)は良い年になるでしょう。

インドの皆さん、ありがとうございました。