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生命保険の研修を受けました。

先日、業務提携している生命保険会社の研修を受けました。

事例としては、同族会社で利益が出ているところと、同族会社で損失が出ているところです。実際に相続が発生すると、相続人にとって生命保険金は本当にありがたいものです。

キャッシュであること。みなし相続なので、生命保険会社の支払いは素早いこと。みなし相続なので、受取人固有の財産であること(遺産分割の対象にならないなど)。

同族会社で利益が出ているところは、自社株の評価をし、相続人が支払うであろう相続税額を算定しておきます。また相続税・贈与税の納税猶予の特例制度に関する特例承継計画の提出期限も延長にはなりましたが、令和6年3月末までです。

該当する会社の承継者は、とりあえず承継計画の提出をすることをお勧めです。

同族会社の自社株は解散をしない限り現金化されないので相続が発生すると厳しいものがありますね。

また損失が出ているケースでは、これはこれで厳しい。社長が保証人になっているので、相続が発生すると社長の相続人にその保証が継承されます。

それを避けるためには、相続開始から3か月以内に相続放棄を全員が行うか、事前に対策を講じるかになります。

相続放棄は3か月と期間が短いので、私たちのところにご相談が来る頃にはとうに3か月を過ぎていることも多く、非現実的かと思われます。(相続人を確定するにも時間かかります)

保険で借入金を完済して、納税もしてというのが理想なのですが、保険に加入する年齢が高かったり、あるいは疾病が理由で加入できなかったりなど、また保険料を払うのであれば、日々の運転資金にということもあり、これまた厳しいです。

様々なケースがありますが、いつも思うのは(私の場合も)若いときに貯蓄性の保険に加入すべきだなぁということです。

いやはや難しい問題です!